タイで日本人が仕事を探す場合は、まずタイかもしくは、日本国内にある人材紹介会社に登録するという探し方です。

またタイのバンコクには数多くのフリーペーパーがあります。掲載されている求人広告を見て応募する方法。インターネットでの求人探索方法。または現地在住の知人からの紹介やコネクションという場合もあります。

労働許可や社会保障、福利厚生面などを考えると、あまりおすすめはできませんが、タイは東南アジアでも最多の邦人が在住している国。バンコクのスクンビットのエリアは多数の日本人が居住していることから日本人地区ともいわれ、飲食店が無数にあります。店前の日本語による求人の張り紙などから飛び込みで探す方法もあります。日本人には比較的に仕事を探しやすく、見つけやすい国ともいえるでしょう。現地での採用、雇用形態は日本人がタイで就職する場合は、「派遣社員」ではなく基本的に「正社員」もしくは「長期契約社員」での「現地採用スタッフ」として採用され、給与は、現地通貨(バーツ)で支払われます。一日の実働時間は8時間の会社がほとんどで、特に工場での勤務は、午前8時または8時半から始まる場合が多く、バンコクから郊外へ通勤する場合は、早朝に自宅を出る必要があります。

また、バンコク市内の会社は、土日ともに休みの会社が増えてきていますが、工場での仕事の場合、土曜日勤務の会社が多いのが現状です。給料は、原則として、毎月1回、現地通貨で銀行振込にて支払われます。タイは日本より物価は安いですが、給料の相場は、単純に日本円に換算し日本の相場と比較すると低くなります。生活費は日本と比較するとかなり低く、 暮らしやいといえますが年々タイも物価が上昇しています。

タイ人の大卒の初任給の相場が、1万~1万5千バーツ位ですが、日本人は職種にもよりますが相場は6万~10万バーツといわれています。入国ビザは会社によっては、全額負担してくれる場合もありますが本人が負担するケースが多いです。ただし、入社後のビザ更新等に関しては、会社が負担する場合も。

ワークパーミット(労働許可証)は通常、費用は会社が全額負担するケースが多いです。また日本でいう福利厚生はタイでは会社によってことなりますが、大きな企業や日系企業は、社会保険、労災、民間健康保険、年次休暇などを制度として整えているところも多く、東南アジアの国の中でも日本並みに安心して働ける国だといえます。